患者満足度調査によるクリニック経営の見える化(後編)
一般的に、企業の経営状態を健全に保つうえで、客観的な指標をもとに定期的なチェックと改善を行うことが重要なのは、言うまでもないでしょう。一方で、「クリニック経営」となると、医師と経営者という二足のわらじを履く院長先生にとっては、そう一筋縄ではいかないのも事実です。押し寄せる患者と日々の治療に忙殺され、専門外の経営に煩わされ頭を悩ませているドクターも多いのではないでしょうか?本稿では、前回ご紹介した方法に基づいてクリニック経営を見える化し、経営の改善に役立てる方法を、実例を交えてご説明します。