楊浩勇

クリニックマネジメント術

クリニックマネジメント術 第8回 次回受診目安票を診療に活かす(1)

「次回受診目安票」とは何か?「次回受診目安票」と言っても、ピンと来ない方が大勢いらっしゃるかと思います。これは私が作った造語で、次回の受診タイミングの目安とその間の注意点等についてのメッセージを票にしたものです。基本的には診察の最後、または会計時に患者さんにお渡しします。3Beesでは、次回受診目安票を手軽に出力できるアプリ「Beeメッセージ(旧:Bee次回受診目安票)」をご提供しています。
クリニックマネジメント術

クリニックマネジメント術 第7回 予約システムを診療に活かす(3)

「順番予約」の上手な活用法とは?当日診察の順番を確保する「順番予約」。そのもっとも大きなのメリットは、「患者さんの院内滞在時間の短縮」と言えるでしょう。患者さんの院内滞在時間が短いことは感染予防の観点からも望ましく、具合の悪い患者さんにかかる負担を軽減することもできます。
クリニックマネジメント術

クリニックマネジメント術 第6回 予約システムを診療に活かす(2)

「時間予約」の上手な活用法とは?クリニックにおける時間予約のもっとも大きなメリットとしては、「患者数の平準化」があげられます。患者数が平準化されれば、クリニックはより少ないコストでより多くの患者さんに対応することができるからです。では、どうすれば予約システムを活用して患者数を平準化できるのでしょうか。
クリニックマネジメント術

クリニックマネジメント術 第5回 予約システムを診療に活かす(1)

予約システムはなぜ難しいか?ーー 予約システムを導入するクリニックは年々増えていますが、一方で、クリニックには予約制は向いていないと考える医院経営者もいます。本稿から、クリニックにおける予約制、そして予約をサポートする予約システムを導入する意味や効果についてまとめてみたいと思います。
クリニックマネジメント術

クリニックマネジメント術 第4回 患者満足度調査を診療に活かす(4)

いよいよ、患者満足度調査(PS調査)の最終回となりました。今回は、調査結果を実際にどのように診療に活かしていけばよいかを、筆者が経営するスマイル眼科クリニックを例に具体的に見ていきたいと思います。
クリニックマネジメント術

クリニックマネジメント術 第3回 患者満足度調査を診療に活かす(3)

効果的な調査実施方法とは?患者満足度調査(PS調査)を効果的に継続するためには、①調査条件を一定にして集計データの精度を上げること、②患者さんの負担にならないこと、3実施・集計における時間と費 用を抑えること、この3つがポイントになります。
クリニックマネジメント術

クリニックマネジメント術 第2回 患者満足度調査を診療に活かす(2)

効果的な調査票をどう作るか? 患者満足度調査が、より正確に病医院の実体を映し出し、患者さんと医療スタッフの大きな負担にならずに無理なく継続できるようにするには、調査票の質問内容が大変重要になります。また、調査結果の経時的な変化を比較するには...
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クリニックマネジメント術 第1回 患者満足度調査を診療に活かす(1)

患者満足度調査はなぜ重要か患者満足度調査(PS調査)は、患者さんの病医院に対する満足の度合いや評価を調べることによって、自院の現状を客観的に把握し、問題点の改善と患者満足度の向上に役立てるためのものです。PS調査は、一般企業が顧客に対して行...