8月11日、虎ノ門にある弊社オフィスにて、第一回サンドイッチセミナーを開催しました!
サンドイッチセミナーは、時代の先頭を走る先生方をゲストスピーカーに迎え、時代の流れや未来の医療、最先端の技術、様々なスキル等を学ぶセミナーで、スタッフを中心に親しくお付き合いさせていただいている皆さまをお招きして、今月から隔月(予定)でメディ・ウェブを会場として行っています。前半の小一時間は講演とディスカッション。後半は美味しいサンドイッチやワインなどをいただきながら楽しく懇親会を行う–というわけで、「サンドイッチセミナー」と命名。
第1回の講師は、山本雄士先生(株式会社ミナケア代表取締役、医師)。
※山本雄士先生のプロフィールはこちら
山本先生と楊とは、「医療は情報だ!」と意気投合、2008年から様々なお仕事やプロジェクトをご一緒させていただいてきました。
さて、そんなご縁もあり記念すべき第1回にご登壇いただきました山本先生の講演のテーマは、『保健医療の戦略とイノベーション』。
ご自身が翻訳された『医療戦略の本質』(マイケル・E・ポーター著)、および『医療イノベーションの本質―破壊的創造の処方箋』(クレイトン・M・クリステンセン著)のエッセンスを凝縮し、日本の医療の現状を抑えつつ、医療はどう変わるべきか、人の動きはどう変わるべきか、そして何より、医療業界に携わっている私たちのマインドはどう変わるべきかをお話いただきました。
『医療戦略の本質』やご自身の著書、『僕らが元気で長く生きるのに本当はそんなにお金はかからない』でも述べられている通り、「今の時代、社会が医療に求めている「価値」は、もはや「いかに治療するか」じゃなくて、いかに「人々を健康にしておけるか(病気にしないか)」」だよね、というお話に始まり、いい医療を追求することは決して「高くつく医療」を追求する話ではない(コストと質はトレードオフではない)等、基本的なお話から、様々な具体事例までご紹介いただきました。
質問も多くいただき、時間をオーバーしての議論の後は、社会美味しいサンドイッチをいただきながらの懇親会。
二次会まで、大盛り上がりの一夜でした。
弊社スタッフも、改めて自分たちがどんな社会を目指して3Beesを始めとするメディ・ウェブの事業に携わっているのかを考え、モチベートするよい機会となりました。
山本先生、お忙しいところ本当にありがとうございました!